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専門家 Voice

専門家Voiceとは

"世界に誇ることのできる、感動を与える日本産ワインを造る"そんな情熱と決意をもったワイン造りの専門家に、ワインとともに歩んだ道のりを楽しいエピソードと共にお伺いし、「ワインすき!」にレポートしていきます。

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2010/06/15 10年目の蕾

image0608001.jpgこんにちは、若生ゆき絵です。
5月、6月のお花見・・・といえば、ブドウの花です。

といっても、実際のブドウの花はとても地味で、華やかさとは正反対。桜のように「花を愛でて一献」という感じではありませんが、しかし、なんとまあ、とても可愛らしいのです。つぼみのときから、ちゃんとブドウの房の形をしていて、その一粒一粒に繊細なレースのような白い花が咲きます。

ちょうどそんな時期だな、と思っていた矢先、実家の母親から「ウチのブドウに蕾らしきものがついている」とメールが。実はそのブドウ、私が10年前に挿し木したカベルネ・ソーヴィニョン。某ワイナリーの剪定枝をひと枝いただいてきて、植木鉢の赤玉土に挿していたものです。

10センチほどの小枝は運良く根付き、3年で立派に成長したのですが・・・待てど暮らせど花が咲かない。一般的に、「ブドウの木は3年で実がつく」と言われていますが、我が家のカベルネはその気配すら見せません。翌年も、その次の年も、また次も。そうやって何年もが過ぎ、もっぱら葉と蔓の観賞用として、いや、もはや半分忘れられた存在として、庭の片隅に置かれていました。

それが!!!
なんと10年目にして、ちいさな蕾をつけたのです!たったひと房だけですが、しっかりと力強く、固い蕾の中に10年分のエネルギーが漲っているようにすら見えます。

宮城県山沿い地方の、テロワールも何もあったもんじゃない赤玉土で、いま遅咲きの春を迎えようとしているけなげなカベルネ。その可憐な花を見られる日が待ち遠しくてたまりません。あわよくば収穫してワインも・・・という幻想もありますが、なんせひと房じゃ、ね。そのまま食べるか、干しブドウぐらいがいいとこでしょうか。

実は私、過去にもブドウの挿し木栽培に挑戦し、失敗したことがあります。フランス滞在中に、ロマネ・コンティやペトリュスで剪定枝を拾ってきて、オー・ブリオン(家の近所!)の畑の端っこの土を失敬し、植木鉢に挿していました。ちいさな葉が出て根も出て、一度は根付いたかに見えたのですが・・・

1ヶ月ほどたった頃、急にしゅんと元気がなくなってしまったのです。もしや、と思って引っこ抜いてみたら、根が靴下を履いたかのようにパンパンに張っている。フィロキセラ(ブドウ根アブラムシ)という害虫に、見事にやられてしまっていたのでした。

そうなってしまうと、ブドウの木はたちまちノックアウト。見る見るうちに弱りきり、終には枯れてしまいました。そんな経験があったので、ちいさなブドウの挿し木がしっかりと根付き、花まで咲かせるようになったというのは非常に感慨深く、愛おしく感じます。たとえ10年かかっても。むしろ、10年かかったからこそ。

ちなみにブドウの花の香りは、ふわりと甘くかぐわしく、やさしく上品。ワインの香りの表現にも「fleur de vigne(フルール・ド・ヴィーニュ=ブドウの花)」という例えがあり、ほのかに甘さを感じる優しい香りの白ワインの表現に使われることがあります。それゆえに、毎年この時期になると、ブドウの花の香りがふわりと漂う白ワインが飲みたくなるのです。

2010/06/08 ロバート・モンダヴィ ワインメーカーズセミナー

こんにちは、藤野です。今回は、5月17日に京王プラザホテルで行われました「ロバート・モンダヴィ ワインメーカーズセミナー」の様子をレポートします。

rm4_1.jpg セミナーの講師は、グスタフ・アレキサンダー・ゴンザレス氏(Gustavo A. Gonzalez)、セミナーのテーマは、「ロバート・モンダヴィのワイン造りの哲学とワインのスタイルを聴く」ワインのフィネスとエレガンスを感じるスタイルへの変遷、でした。セミナーの内容に入る前に、ロバート・モンダヴィ ワイナリーについて、簡単にご紹介しておきましょう!

アメリカのカリフォルニア ノース・コースト ナパ・ヴァレーに位置し、アメリカのワインと食の世界的なシンボルと言われています。1966年、ロバート・モンダヴィ ワイナリーが設立されて以来、世界のファインワインの革新的リーダーとして、造り手のリーダーとして、また、マーケッターとしても世界的に広く知られています。1979年、ナパ・ヴァレーのオークヴィルにバロン・フィリップ・ド・ロートシルト氏(当時のシャトー・ムートン・ロートシルトのオーナー)と共に「オーパス・ワン」を設立しています。

 セミナーでは、ロバート・モンダヴィ ワイナリーのワインメーカーである、国際派のグスタフ・ゴンザレス氏が故ロバート・モンダフ氏から受け継いでいるワイン造りの哲学を交えながら、彼自身の長年にわたる豊富なワイン造りの経験、栽培の広範な知識を通じて、6種類のワインのテイスティングコメントをそれぞれの産地と気候の特徴から、ワインメーカーの視点で説明してくれました。ABC(Anything but chardonnay)というように近年、アメリカでもシャルドネではない白ワインの人気ができているようです。ロバート・モンダヴィ氏は、常に品質と価格のバランスについて、品質の異なる3つのシリーズを、違った気候の地域のブドウを用いることで、可能にしました。それぞれがブドウ品種の特徴を良くあらわしています。

 ワイナリーについては、簡単ですが、このくらいにしておいて、セミナーでご紹介されたワインについて、触れていきましょう!

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1)ウッド・ブリッジ ソーヴィニヨン・ブラン2008

ノース・コースト ローダイ地区のソーヴィニヨン・ブランを使用しています。この地区の気候は、昼間は暑さが厳しいのですが、夜間には気温が下がります。全体には涼しいところなので、非常にデリケートなワインに仕上がっています。フローラルなアロマがあり、心地良い酸味があります。発酵は、ステンレスタンクを使用しています。ボディを与える為に、シュール・リー製法とバトナージュ(樽の澱を棒で掻き混ぜて均一にすること)を行い、クリーンで飲み易いタイプに仕上がっています。



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2)プライベート・セレクション・ソーヴィニヨン・ブラン2009

セントラル・コーストの気候は、夏でも非常に冷涼で、霧が多く太陽が出ない日もあり、ブドウを成熟させるには、難しい年もあり、1)よりもややハーブ香がありますが、味わいの凝縮度は高いです。香味に全く欠点がなく、きれいで美味しく飲めます。






81078_s.jpg3)プライベート・セレクション ピノ・グリージョ 2007

カリフォルニアでここ10年人気が出てきたブドウ品種です。果皮がピンク色で、個性はあまり強くありません。白ワインとして醸造するには、スキンコンタクトなどの手法は取らず、優しく圧搾して得られた果汁のみを発酵させます。カリフォルニアでは、品種表示できるのが、ブドウ品種を75%以上使用した場合なので、昔は、シャルドネなどのワインの25%部分に使用されていましたが、近年は、ピノ・グリージョ主体で造られています。これもステンレス・タンクのみの発酵で、完熟したブドウから、爽やかな酸味と瑞々しい味わいのワインに仕上がっています。


82822_s.jpg4)プライベート・セレクション・ピノ・ノワール2008

ピノ・ノワールは、ブドウの栽培自体が難しいのですが、それだけにワインメーカーにとっては、ワイン造りの魅力が大きくなります。カベルネ・ソーヴィニヨン(醸造期間は1~3週間)と違って、果皮の色素の量が少ないため、短時間(24時間)の醸造でいかにうまく色素を引出すかが重要となります。カベルネ・ソーヴィニヨンなどの醸造と違って、酸化し易いため、ルモンタージュ(発酵中の液を下から抜いて、上の果帽にシャワーリングする作業の意)ではなく、ピジャージュ(櫂突き)の穏やかな方法を使用しています。ブドウは、セントラル・コースト産のもので、素晴らしいストロベリーのような様のアロマがあり、非常に生き生きとした果実やクリーミーな味わいがします。

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5)ロバート・モンダヴィ フュメ・ブラン2007

ロバート・モンダヴィ氏が、1966年当時、アメリカでは主流であった甘いソーヴィニヨン・ブラン品種のワインと明確に区別するために考えたというのが、フュメ・ブランという名前です。辛口タイプであり、樽発酵を行い、ソーヴィニヨン・ブランの特徴を明確に出しています。ボルドー大学のドゥニ・デュブルデュー教授の意見も取り入れており、ナパ・ヴァレーの2つの畑のブドウを使用し、フローラルで、豊かな酸味、厚みのあるバランスのとれたワインに仕上がっています。



82019_s.jpg6)ロバート・モンダヴィ カベルネ・ソーヴィニヨン リザーヴ 2005

成熟度の良い房を選んで手摘みしたブドウを使用しています。除梗・破砕から発酵までの過程は、ト・カロンセラーのオークの木桶で行い、ポンプなどを使用しない自然の重力(グラヴィティ・フロー)を用いて、醸造され、フレンチオークの新樽(小樽)で18ヶ月間樽育成したワインです。2005年は降雨が多く、発酵前にタンクでセニエ(赤ワインの仕込み、醸し中に果汁を抜くこと)行っています。香りは、ブラック・ペッパーや黒オリーブなどの特徴があり、味わいは、重量感もあって余韻は長く、フィネスとエレガンスのあるワインに仕上がっています。

少し長くなりましたが、ワインのご紹介は、ここまでです。
セミナーでは、航空写真を使ったカリフォルニアの各産地の地形を見ながら、いかにブドウ作りに適した気候・風土に位置しているかの解説や、上記6種類のワインの試飲、グスタフ氏への活発な質問も寄せられ、活気のあるものでした。


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いかがでしたでしょうか?よろしければ、ご購入のうえ、感想など投稿していただけますと、嬉しい限りです。

◆お知らせ!
「ワインを買う」コーナーで今回ご紹介のワインを特集してます。
また、6月30日までに指定のワインに「レビュー投稿」いただいた方の中から抽選で1名の方に 「ロバート・モンダヴィ・カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ 2005」をロバート・モンダヴィ ワインメーカー グスタフ・ゴンザレス氏のサイン入りでプレゼントいたします。
詳しくは、特集ページをご覧ください。

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2010/06/04 カリフォルニア「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」訪問 後編

こんにちは、粂田です。
カリフォルニア「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」訪問記の第2弾をご紹介いたします。是非、お読みください!

2001年に竣工した3層からなる醸造設備のゆるやかなスロープを下り、最下層の小樽熟成庫へ降りて行こうとしたところ、
階段の踊り場の壁に、怪しく踊る人形の絵が掛かっていました。


アテンドしてくれたシニア・ワイン・エデュケーターのダナ・アンドリュース氏が「バッカスだよ」というので、
踊るバッカス?」と思いながら近づいてよく見ると。


その顔は紛れも無く、かのロバート・モンダヴィ氏!
カリフォルニアワインの父としてリスペクトされているロバート・モンダヴィ氏をこんな遊び心をもって紹介するとは。
この絵?を見て、ふと生前に氏がよく口にしていた「人生を楽しんでいますか?」という言葉を思い出します。
一見奇妙なこの絵からは、ブドウの収穫とワインを喜び楽しもうという気持ちが伝わってきます。


階段を降りると面前に広がる整然と並べられた小樽。ある意味絵画的な美しい光景です。
整然と並べられた樽の下をよく見ると、コンクリートでできた2本のレールがあり、その上に樽が乗せられています。
こうすることで、樽が並べやすくなるだけでなく、移動させる(転がし)やすくなりますね。
さりげない工夫に感心しきりです。


樽の間を抜けようとすると、天井からは時々噴霧がなされ、適切な湿度管理がなされています。


芳醇なワインの香りがかすかに漂うひんやりとしたセラー内を歩いていくと、
樽をゴシゴシ磨いているスタッフに出会います。


セラーの一番奥にある金網張りの鍵のかかった扉の向うには、古いヴィンテージワインが並んでいます。


そして、これが最も古い1966年ヴィンテージのワイン。
1966年といえば、ロバート・モンダヴィ氏がこの地でワイン造りを始めた年、
つまりロバート・モンダヴィ・ワイナリーの記念すべきファーストヴィンテージワイン。
ここまで、ブドウの選果から始まってワインができるまでを順に見てきて、次はテイスティングです。


醸造設備の建物を出てテイスティングルームに向かう途中で、トカロンの畑が目に飛び込んできます。
余分な枝を剪定され、まるで両手を広げるかのように母枝からの芽吹きをじっと待つブドウ樹。
ちなみに、日本のように降雨が多く湿度の高い地域では棚仕立てといわれる栽培方式が取られますが、
ここでは垣根仕立てという栽培方式が取られていて、
この写真のように母枝を左右に取る方式を「ギヨー・ドゥーブル」といわれます。


ブドウ樹をよく見ると、左右に広げた母枝を這うように黒いホースが伸びています。
これは配水管。ナパの夏は乾燥した気候のため、適度に水をあげなければならないのですが、
こうした配水ホースからブドウの樹の根本に必要な水分だけをドリップ式でポタポタ垂らしていきます。
このようにブドウの根から水分を吸収させるほうが土中の栄養分を含んだ水分がブドウ樹を通していくため、
より引き締まった良いブドウの実になるそうです。一通りの説明を聞きながら、次に向かったのはテイスティングルーム。
テイスティングルームと言っても、無機質な実験室のような所ではなく、
木製の大きなテーブルと椅子がある普通の部屋のような雰囲気。


チーズやハム、パンを用意していよいよテイスティングの開始です。
テーブルに並べられたワイングラスは「RIEDEL」。


最初にグラスへ注がれたのは、「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー フュメ・ブラン ナパヴァレー 2008」。
グラスに注がれただけで、グレープフルーツの香りがふんわりと広がってきます。疲れた身体に心地いい香り。
一口含むと、ミネラル分が豊富でクリーミーな、優しくも澄んだ味わい。酸とのバランスもちょうどいい感じです。
フュメ・ブランは一般的にはソーヴィニヨン・ブランと呼ばれているブドウ品種です。
この「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー フュメ・ブラン 2008」は、
ロバート・モンダヴィ氏がフランスのロワール地方のブラン・フュメをヒントに生み出した、
シュール・リー製法と樽熟成で造られた白ワイン。
とてもエレガントな辛口タイプで、いつの間にかグラスが空いてしまいました。


次に出てきたのは「PNX カーネロス 2007」。
PNXとは、「ピノ・ノワール エクスペリメント」の略語。
つまり、ピノ・ノワールというブドウ品種でエクスペリメント(実験)的に造っているという意味です。
グラスに注がれているときから、赤い果実のジャムのような香りが部屋を包み込むようです。
ピノ・ノワールらしい繊細でチャーミングな果実味にあふれています。
タンニンも程よく、とても自然で優しい味わいです。
カーネロスという地は、ナパ・ヴァレーとソノマ・ヴァレーの南端、サン・パヴロ湾の真北に位置していて、
かつて、この起伏の激しい丘陵地帯で放牧されていた羊(スペイン語でカーネロス)で知られていたそうです。
そして、その立地から、海風と霧が夏の日光を和らげ、冷涼のため、長いブドウの生育期間を要するため、
晩成ながら完全に成熟したブドウとなります。
この完熟したブドウは、日光の強い影響を受けない涼しい朝の内に収穫され、
そして素晴らしいワインに生まれ変わります。


今度は「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー オークヴィル カベルネ・ソーヴィニヨン 2006」。
カベルネ・ソーヴィニヨンというブドウ品種が89%の他に、カベルネ・フラン、メルロー、
マルベック、プティ・ヴェルドといったブドウが使われています。ベリージュースのような香り高いワインです。
口に含むと完熟果実の味わいとカカオのような風味が感じられながらも、力強いタンニンがあります。
喉を通った後も、じわーっと長い余韻が残る複雑で洗練されたワインです。
オークヴィルという土地は、農学で有名なカリフォルニア大学デイヴィス校の専門家達が世界で
最もボルドー系ブドウ品種の栽培に適していると認めた素晴らしいワイン産地の一つです。
私たちが醸造設備を見学する際に見たトカロン・ヴィンヤードはこのオークヴィルの中心に位置しています。


さあ、ついにお待たせの「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー カベルネ・ソーヴィニヨン リザーヴ 2006」です。
先にテイスティングしたオークヴィルと同じ、トカロン・ヴィンヤードで収穫された
選りすぐりのカベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られたフラッグシップワイン。
現時刻は、午後3時20分で、なんと私たちが到着する前の
午前11時にコルクを抜いて、味わいを慣らしてくれていたとのこと。
ますます期待が膨らみます。グラスに注がれるや、ブラックチェリーやブルーベリーの香りに圧倒されます。
さらに濃厚でバニラのニュアンスが感じられます。
全て手摘みで丁寧に収穫されたブドウをさらに選別して造られています。
フレンチオークの新樽で18ヶ月間熟成され、軸のしっかりしたとても素晴らしい味わいです。


ちなみに、この「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー カベルネ・ソーヴィニヨン リザーヴ 2006」は、
アメリカの著名なワイン専門誌「ワインスペクテーター」誌にて、96点というとてもハイスコアを獲得しています。
全てに共通している「優しい味わい」に旅の疲れも癒され?ほとんどのグラスが空になりながら、
私たちをアテンドしてくれたシニア・ワイン・エデュケーターのダナ・アンドリュース氏と意見交換をしていると、
氏が「まだ飲みたいかい?」と聞いてきました。もちろん答えは「Yes!」。


続く・・・。(次回最終回)